2012年7月26日木曜日

ユーモアとジョークの違い

プレゼンテーションのテクニック本なんかでよく言われる「ユーモア」について。

これは、ジョークとは違うのではないか、というのが最近の個人的な見解。

ジョークとは、笑わせようとして作りだされたもの。

そして、ユーモアとは滲み出てくるその人の「素」のことだ。



ジョークは狙って作る。

笑わせようと思ってネタを作る。
一生懸命考えて、反応を想像して、こう言ったら面白いんじゃないかと狙って作っていく。

ユーモアは、今までの生い立ちで形成されてきた自分自身の考え方や体験から生まれるものだ。

この、ジョークとユーモアを混同している人が多いのかもしれない。

狙って狙って考えて考えて表現するんだけれども、なかなかうまくいかない。

そりゃそうだろう。ジョークを生み出すのはやはりワザが必要だ。
常にジョークを生み出そうとして、だんだんと洗練されていくものなのだ。

反面、ユーモアは、出せる。
地をだそうと意識すれば、出せる。

ただ、出す為には意識を変えなければいけない。

過去に、恥ずかしい事はダメだと刷り込まれている。
自分の地をさらけだすことは恥ずかしい事だ、とも。

そりゃもちろん、全ての地をさらけ出すことは恥ずかしい事かもしれない。

ただ、だからといって全ての地をさらけ出さないってのは最ももったいないことなのかもしれないな。

…と、とりとめもなく思った事を書いてみた。

どうやら、この動画を見た事が関係あるみたい。

ブレネー・ブラウン「恥について考えましょう」 | Video on TED.com

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