ふじもったです。こんにちは。
このたび、生まれて始めて「献本」いただきました。
倉下忠憲先生、ありがとうございます!
さて、この本は、タイトル通り「発想」について書かれたものです。アイデア発想、というとちょっとアバウトなイメージですが、例えば新しい企画を作る、とか、今の問題に対して新しい解決策を導く、等…。
実は、アイデア発想ってのは何にでも使えるテクニックなんです。
本書はそんなアイデア発想について、ゼロからじっくり解説した、アイデア発想入門書に位置づけできる1冊です。
今回は、この本を読んで改めて学んだ、アイデアを生み出せない(と思い込んでいる)人が見直すべき3つのポイントをご紹介致します。
アイデアの発想で見直すべきは以下の3つです。
- アイデアを即座に拾い上げられるようにする
- アイデアを育てるための「考具」を用意する
- アイデア発想の手法を知る
一つずつ見ていきましょう。
アイデアを即座に拾い上げられるか
まずは、そもそもアイデアを即座に拾いあげられるかを確認しましょう。
魚は、すばしっこくて捕まえにくいものです。
ふだんから捕らえる意識をしていないと、一発本番ではほとんどといっていいほど捕らえられません。
魚を捕らえようと思ったら、まずは網や釣り竿を持ってきますよね。
アイデアも同じで、すばしっこくて捕まえにくいものです。
アイデアを捕らえようと思ったら、メモやノートを持っておく必要があるのです。
もう一度言います。
アイデアは、とてもすばしっこいものです。
だからこそ、普段から捕まえようと意識していないと、すぐに逃してしまいます。
アイデアを捕まえるためには、普段から道具を持ち、少しずつ意識を変えなければなりません。
思いついたら、すぐメモしましょう。
もちろん、はじめは無駄な物も沢山拾うこともあるでしょう。ですが、無駄な物を拾い集めていくという経験も練習の一つなのです。
アイデアを育てるための「考具」を用意
植物は、種だけでは育ちません。種を植えるための土がないと、芽が出ることはないですよね。
アイデアも実は同じ。アイデアにとっての芽を育てるための道具がないと育ちません。
アイデアの芽を植え、それを耕すための道具。
それが、「メモ」や「ノート」です。
普段から、メモを持ち歩きましょう。
そして、とっさに書きましょう。
書いたメモはあとで見返し、ノートにまとめてみましょう。
メモは土となり、ノートは畑となってくれます。
もちろん、メモやノートは紙にこだわる必要はありません。
紙のメモやノート以外でも、iPhoneやiPadなどのメモ・ノートを使ってみるのもいいかもしれませんね。
あなただけの、アイデアの耕具を普段から持ち歩いてみましょう。
アイデア発想の手法を学ぶ
とっさのアイデアを拾うクセがついてきたら、今度は意図的にアイデアを出す手法を学んでみましょう。
苗を植えて収穫を短縮するかのように、アイデアをとっさに出して、選りすぐれるようになります。
ブレインストーミング、マインドマップ、マンダラートなど、現在はいろんなアイデア発想の手法があります。それぞれに一長一短あり、人によって合う合わないもあります。
アイデアを集めることに慣れ、ノートでさらに広げることができるようになったら、是非アイデア発想の手法を取り入れてみましょう。
アイデアは、一瞬で逃げてしまう
気をつけないといけないのは、アイデアと一時の思いつきを混同してしまうこと。
「大丈夫!自分はいつでもアイデア出るしメモなんていらない!」と言っているひとは、一時の思いつきをアイデアと勘違いしているだけです。
本当に価値のあるアイデアは、一時の思いつきから連鎖的に生まれたものがほとんどです。
そして、それを生み出すためには、メモとノートは必須のアイテムなのです。
アイデアを思いつきたいけれど、今までメモを持つ習慣がなかった、という人は、是非今日から持ってみて下さい。
メモを書いていたけれど、活かせていなかった人は、是非アイデアをノートに書いて、さらに広げてみて下さい。
そして、アイデア出し、発想術についてもっと深く知りたいのであれば、僕は是非この本を読んでみることをお勧めします。
目次は以下の通りです。
はじめに All You Need Is Idea!?
via: Amazon.co.jp: Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術 (デジタル仕事術): 倉下 忠憲: 本
01 良いアイデアは良い「畑」から生まれる
02 アイデアの種を見つけるメモ術のバリエーション
03 アイデアの種を大きく育てる連想ノート術
04 アイデアの実を収穫するセンスを磨く
05 Evernoteによるアイデア地層のつくり方
06 ハイブリッド考具としてのiPad活用法
おわりに 誰にでもアイデアの「地力」がある
アイデア発想の基本中の基本から、懇切丁寧に書いて下さっています。
この本を読めば、きっとあなたのアイデアライフが変わるはずです。
今日のもったいる!
発想力は普段の行動から少しずつ変えていく。
まずは、メモとノートを持ち歩く。
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