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2012年6月29日金曜日

[も!]問題vs私たちという考え方 | 人に対して反応するのではなく、問題に対して真摯に向き合う

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ふじもったです。こんにちは。

前回は小さなアンケート用紙を書いてもらって、それに対してのフィードバックをする、という話をしました。 小さなアンケートの仕組み自体は、書くことも難しくないのでアンケートを貰うこと自体はわりと難しくありません。 この仕組みに問題点があるとすれば、貰った意見に対してきちんとレスポンスできていないと次から意見を貰えなくなってしまうこと、でしょうか。 ですので、僕はアンケートを貰ったあと、必ずそれに対しての自分の見解を説明するようにしています。 実は「プロジェクターに映してそれに対して全員で向き合う」という方法は、プロジェクトファシリテーションの考え方の一つ「問題vs私たち」という構図なのです。

### 実際の運用 実際にやっているのは以下のステップです。 * アンケートで貰った意見を、全てスライド化し(あるいはホワイトボードに書き)、全員にシェアします。 * 次に、それに対しての僕の見解を展開していきます。 * 意見がある場合はその場で、あるいはまた小さなアンケート用紙に書いてもらうようにします。 こうすることで、問題点に対して向き合うことができ、前向きに問題解決に向かっていくことができます。 ### この手法のポイント このお陰で、今のところ大きな問題はなく、不満点の解消につなげられているかな、と感じています。 この手法のポイントは * 問題を挙げる側は(特定される心配がかなり小さいので)ほぼノーリスクで問題を挙げることができる * 本音に近いところを書ける * (他の人が書いてくれたら)自分は書いていないけれど、実は気になっていたことの答えが聞けることもある という3点でしょうか。 ちょっと凹むアンケートを貰うこともありますが(字が汚いから奇麗に書いてほしいとか)それもまた前にだして話することで笑い話にすることもできるかと思います。 ### 参考資料 PF用語集 - Project Facilitation Project Wiki プロジェクトファシリテーションはシステム開発で使われている手法ですが、集団で何かをするときに有用なテクニックが満載です。 是非、参考にしてみて下さい。 ### 今回のもったいる! 集団での問題は放置していても膿みがたまるようにストレスがたまっていくだけ。 問題に対して全員で考えることで、共感・理解を得つつ問題解決につなげることができる。

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